K18 リンク・エタニティー
タンザナイト

アイスブルーサファイアとブラジル産アメシストのちょうど中間のようなすみれ色。濃すぎず薄すぎず、品のいいビオラ色は、着けるシーンを選びません。
タンザナイトの特徴の一つは多色性。光源や見る角度によって、ブルーからうすむらさきまで様々に色を変化させるのです。
じつは、非常に希少性が高く、ダイヤモンドの数十分の1しか採れないと言われます。というのも、現状ではタンザニアの鉱山一ヵ所からしか産出されないためです。
しかも、鉱山は狭く、さらに1トンあたり4グラムほどしか採れないというのですから。
発見は新しく、1967年のこと。宝石名はゾイサイトという名なのですが、発見から1年後に、ティファニーによってタンザナイトと名づけられました。以来、宝石の世界では大流行し、希少価値も相まって高騰を続けているのです。タンザナイトのエタニティリングは、それだけ貴重なのだと思っていただいてよろしいでしょう。
バイオレットブルーの発色は微量に含まれるバナジウムによるもの。バナジウムを安定させる目的で、400度程度の低温で加熱することが多く、その過程でマルチカラーが生じることもあります。