Pt950 Polare
ツァボライト
ダイヤモンド

非常に多くの色を産出するガーネット一族の中でも、ツァボライトは特別に人気の高い石。
グリーンの由来は、エメラルドやクロムダイオプサイドと同じく微量のクロムです。面白いことに、同じクロムでも、ルビーやピンクサファイアのように赤を発する石もあるのですよ。
ツァボライトの名がつけられたのはかなり新しく、1973年のこと。産地のひとつであるツァボ国立公園から当時のティファニーのトップによって商品名として呼ばれました。
学問的な本名はグリーン・グロッシュラー・ガーネットですが、コマーシャルネームであるツァボライトの方が一般的になりました。
ツァボライトは輝きの宝石です。ダイヤモンドに近いほどに輝き、透明感もあるゴージャス感豊かな石なのです。
また、ほとんどの宝石は、放射線や高熱の中で変色させたり、着色したり樹脂をしみこませたりと、何らかのトリートメントを加えるのですが、ツァボライトは、何もしなくても美しい発色をする、本当に本物の「天然石」と言っていい数少ない誇るべき宝石なのです。

ダイヤモンド
ダイヤモンドは、炭素の単一元素で組まれた透明な結晶です。全宝石中最も硬い石であるダイヤは、古代インドではなにものにも壊されない金剛石と呼ばれ、神仏の化身そのものとさえ信じられてきました。
ダイヤモンドの素晴らしさは、光を操る反射率と屈折率に秘められています。
その本来神聖とされたダイヤモンドを、古来から天の神々と信じられてきた北極星と北斗七星にデザインしたポラーレ。
おしゃれなリングにセットされたダイヤの輝きは、見る人を理由なく引きつけてくれるでしょう。